日本産バニラビーンズ
独自の生産加工システム
Japanese Vanilla Projects
日本初!バニラ生産から加工まで
全てコンピューター管理!
日本国内ではほぼ100%輸入に頼っているバニラビーンズ。苗から花が咲くまでに3年以上がかかること、熟成・発酵の工程には3ヶ月間毎日天日干しと冷暗所による発酵を繰り返す必要があることから国内での生産加工は難しいとされてきました。
吉坂包装は自社開発の立体栽培システムと日本初となる自動キュアリングシステムによりこれまで手作業で行われきた製品加工工程で自動化。栽培システムとキュアリング機、そしてノウハウをパッケージ化することでバニラビーンズの国産化を目指します。
吉坂包装は自社開発の立体栽培システムと日本初となる自動キュアリングシステムによりこれまで手作業で行われきた製品加工工程で自動化。栽培システムとキュアリング機、そしてノウハウをパッケージ化することでバニラビーンズの国産化を目指します。
プロジェクト内容 Action plan
開発・試験
Phase 1
栄養分給水の効率化
Phase 1
栄養分給水の効率化
バニラ立体栽培システム
バニラに適した生育環境を自動制御するシステム栽培温室及び、気根から効率的に水分や栄養分を吸収させる「立体人工培地システム」を開発しました。つる性のバニラは着生根として伸びた気根を使って水分と栄養の補給を行います。この特性に合わせたユニットを設置することでより成長を促し、収穫サイクルを早めることが期待できます。
従来の方法
マダガスカルのように冬でも温暖な気候では自然の樹木に着生させて育てますが、ハウス栽培の場合はパイプなどで棚を組み巻きつける方法がとられています。しかしこれでは気根から水分を吸収させることは難しく健全な苗を作るのが難しい栽培方法でした。
弊社提案の方法
弊社考案の「立体人工培地システム」は、独自に開発した人工培地を立体的に設置し、バニラが生育しながら気根を着生し水を供給できる構造となっています。潅水はシステムに合わせて上からミストを使って人工培地に水を供給すると共に、バニラにも適度な湿度を与えることができます。
立体人工培地システム What’s this?
バニラの成長をより効率率に促進するシステムです。
格子状のフレームの中に人工培養土のスポンジが入っており、伸びたバニラの茎から出る気根を有効に着用させることができます。システムに合わせて上からのミストで水を供給。ユニットになっているので、生産ハウスのスペースに合わせて施工しやすい構造となっています。
紹介動画
格子状のフレームの中に人工培養土のスポンジが入っており、伸びたバニラの茎から出る気根を有効に着用させることができます。システムに合わせて上からのミストで水を供給。ユニットになっているので、生産ハウスのスペースに合わせて施工しやすい構造となっています。
導入・試験
Phase 2
バニラ専用キュアリング機、
Phase 2
バニラ専用キュアリング機、
日本初の導入
日本で初となるバニラのキュアリングと言われる加工工程を自動化したキュアリング機を導入しました。弊社ではキュアリング機の販売と研修を目的としたキュアリング施設も三重県鈴鹿市に完成しています。
従来の方法
収穫されたバニラビーンズは、1日数時間の天日干し→タオルで包んで冷暗所での保管。この作業を約3~4か月の間毎日繰り返し人間の手で行われてきました。人件費を考えるコストが高く先進国での加工は非常に困難でした。
弊社提案の方法
キュアリング専用機を使えば、収穫したバニラビーズを機械にセットすれば、あとはコンピューターにより適切な温度と湿度を調整し自動的に最適な環境でキュアリングを行ってくれます。
バニラ専用キュアリング機 What’s this?
日本に初導入したバニラ専用のキュアリング機。熟成・発酵を自動的に行うことができます。
弊社のキュアリング施設でノウハウを蓄積し、研修等を通じて展開してまいります。
紹介動画
弊社のキュアリング施設でノウハウを蓄積し、研修等を通じて展開してまいります。
研修・販売
Phase 3
ノウハウの蓄積と共有
Phase 3
ノウハウの蓄積と共有
システムのパッケージ販売
弊社にて開発・試験を繰り返し、確立したノウハウとシステムをパッケージ化・販売いたします。三重県の他の生産農家様に技術を共有し広めることで、三重県が日本を代表するバニラの産地になることを目指しております。ゆくゆくは日本のみならず、海外に向けて日本産ブランドのバニラの輸出も視野に入れおります。
商品一覧
市場開拓
Phase 4
パティシエとのコラボ
Phase 4
パティシエとのコラボ
日本産バニラの商品化へ
今後の展望として、加工後のバニラビーンズは三重県と繋がりの深い著名なパティシエの方々と共に商品化したいと考えております。身近な商品になることで一般消費者の方にも「日本産」「三重県産」のバニラを認知いただきブランド価値を高めます。展示会やメディアを通じてのPRも積極的に行い、販路の開拓を推進してまいります。
商品一覧 Product list
バニラの生産・加工に取り組まれる農家様・企業様へ
日本の環境でも実現可能にする生産ハウスから加工機までラインナップいたしました。
お客様の計画や条件に合わせて選択、導入をご検討いただけます。
詳しくは弊社までお問い合わせくださいませ。
日本の環境でも実現可能にする生産ハウスから加工機までラインナップいたしました。
お客様の計画や条件に合わせて選択、導入をご検討いただけます。
詳しくは弊社までお問い合わせくださいませ。
システム栽培温室
バニラの生育環境に適した温度を自動制御するシステム栽培温室です。
立体人工培地システム
バニラを着生させ、茎の気根から効率的に水の供給を促すシステムユニットです。
システムコンピュータ
バニラの特性に合わせた制御を行うシステムコンピュータです。
バニラ専用キュアリング機
日本へは弊社が初導入。熟成・発酵に適した環境を自動制御するバニラ専用のキュアリング機です。
会社紹介 Company
未開拓の分野へ
チャレンジし続ける
パイオニア。
弊社は梱包業をベースに持ちながら、さまざまな新しいことにチャレンジしてきました。その一つが園芸分野への進出です。現在、多肉植物ブームと言われるまでになったのも、いち早く多肉植物の生産に取り掛かり、さまざまな新しい商品を開発し商品化してきたことから始まっています。
会社紹介